
工事写真に写っている小さな黒板は、その写真が「どの工事の、どこで、何を確認したものか」を示すためのものです。完成すると土やコンクリートの中に隠れて見えなくなる部分も、黒板と一緒に撮っておくことで後から確かめることができます。
地盤の強さ
川崎市の宅地開発の現場では、擁壁の基礎で地耐力検査(コーンペネトロメーター試験)を行い、黒板に「100kN/㎡以上確認」と記録しています。

鉄筋の太さと間隔
横浜市の防護壁の現場では、配筋の出来形確認として、黒板に「幅止筋 D13@300」と書いて撮影しています。D13は鉄筋の太さ、@300は間隔(300mm)を表します。

路盤の厚さ
横浜市の側溝桝・路盤の現場では、上層路盤(粒度調整砕石)の出来形確認として H=50 を記録しています。

見積やAI診断との関係
当社のAI診断でも、数量が図面の注記なのか、寸法の積み上げなのか、写真からの推定なのかを区別して表示します。根拠の種類が分かると、後で数量が変わる可能性がある項目に気づきやすくなります。